こんなせかいもあったのね

日々であったことをちょこちょこと。

映画「でーれーガールズ」

今週のお題「ふつうに良かった映画」

ということで、以下、試写会で見ることができた一つご紹介。

 

2015年2月21日全国ロードショーで公開した

大九明子(おおくあきこ)監督の「でーれーガールズ」

原作は「楽園のカンバス」や「カフーを待ちわびて」、「本日はお日柄もよく」

の作品で知られる原田マハさん。(マハさんの小説大好き。)

 

原田マハさんが学生時代過ごした岡山の実在する高校をモデルにして繰り広げられる、80年代の女の子の青春ストーリーなのでした。

話の内容は、原田マハさんが原作でもあるので、面白いのは当たり前、な感じですが、事前に小説を読んでいても、イメージが違った!なんてことはなくて、フツーに良作です。

映像や演出も、ものすごく感動したり、スケールのデカさがあったりするわけではなく、「ふつうに良かった」という評価の映画でしたが、でもやっぱりちょっとはホロリとくるシーンもあり、見終わった後ほっこりする素敵な映画です。

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そんなことより何より、この映画の見どころって、話の進行の仕方や映像の出来栄えというよりは、知っている人はポスターを見ただけでも興奮してしまう要素が3つくらいあるんですよね。

普通に良かった映画としての出来はおいておいて、まずはこの映画を見るべき人&見どころを書いておきます。

あまちゃん指数高め

 今回ダブル主演になった足立梨花(あだちりか)ちゃんと、優希美青(ゆうきみお)ちゃん。前回の共演は、かの人気朝ドラ「あまちゃん」。

 あまちゃんファンは見逃せませんね。

②宝塚指数高め

 ヒロインたちが大人になって再会するのですが、それぞれの役を宝塚出身の

安蘭けい(あらんけい)さんと白羽ゆり(しらはねゆり)さんが演じます。

 宝塚時代、男役だった安蘭さんと娘役だった白羽さんのスクリーンでの共演に興奮を隠せないファンが多々・・・笑

③100% 岡山?

 岡山市内に縁のある人は、見ている最中、別の意味で集中できなくなります。

それが、ロケ地が岡山度高め、っていうかほぼ100%岡山でロケしたでしょ!って点。

出てくるシーンでてくるシーン、あああ、「奉還町商店街・・・」あああ、「駅の地下道・・・」あああ、「喫茶東京ーーー!!」などなど、少々マニアックなシーンもありますが、おおむね見たことある景色で、ストーリーを集中して見られないこと請け合い・・・笑

モデルになった山陽女子高校なんて、制服はそのまんま使われているし、通学に乗るであろう路面電車も、大手まんじゅうも、駅前の桃太郎像も、岡山ローカルネタづくし。

岡山で高校時代を過ごした私としては、懐かしい風景にニヤニヤがとまりませんでした。。。

岡山県民が周りにいっぱいいるのに、岡山に行ったことない、って人は、岡山県出身者を連れて是非見に行ってみてはいかがでしょうか。

あまちゃん×ヅカ×岡山属性の方は、事前に小説読むか、2回くらい見に行かないとストーリーが頭に入ってこないかもしれません笑

良い映画です。是非ごらんあれ~


映画『でーれーガールズ』公式サイト|2015.2.21(土)全国ロードショー

 

かしこ