こんなせかいもあったのね

日々であったことをちょこちょこと。

映画「イニシエーション・ラブ」、“元アイドル”の前田敦子のキャストに意味があると思う

「最後の5分、全てが覆る」が謳い文句の映画「イニシエーションラブ」の試写会へ行ってきました!東京って試写会いっぱいやってて、よいね!

堤幸彦監督の「イニシエーション・ラブ

f:id:mg0905:20150509164707j:plain

もうこれはですね、「ネタバレ」なんてしない、ゼッタイ!な感じで、魅力を紹介したいと思います~♪

映画館に見に行っておいでよー♪

www.ilovetakkun.com

 

1.完全に堤監督の手腕にしてやられる映画

「映像化不可能」だと原作の小説を読んだ人が方々で叫んでいましたが、何の事はない。原作とは違っていようが、小説の土壇場でのミステリー感を見事に映像化してありました。

わたしは原作を読まずに映画を見たのですが、なんとなく途中でトリックの一部は見破りかけたものの、全容をココまで想像できただろうか、いや、無理だったと思う。

巧みな技法で、まさかの5分どんでん返し。しかし、腹にすとんと落ちる終わり方。

 会場からは若干のどよめきがおこり、あの会場にいた観客はまんまと術に嵌められてしまった感があります。

 いやはやなんとも、そうきたか。ほほーん。すごい。。。

アヒルと鴨のコインロッカー的などんでん返しモノが好きな人、是非。

 

2.男女7人物語ネタがちょいちょい出てくるなーと思ったら、配役に芸が細かい。

男女7人◯物語なんて、噂にしか聴いたことない世代なので、リアルタイムでは見ていませんが、今回のストーリーの中で、ちょいちょい「男女7人」ネタがでてくるんですね。

そして、その時に出演していたキャストが映画のわき役に現れるのをチェック!

f:id:mg0905:20150510082103j:plain

手塚理美と片岡鶴太郎「男女7人」以来の共演!松田翔太×前田敦子『イニシエーション・ラブ』新キャスト - ライブドアニュース

 試写に来ていた年齢層が高かったのはこれが原因だったの?!


3.マユ役のあっちゃんのキャスト、私は意味があっての人選だとこっそり信じてる

 小説ファンの間で賛否両論の「マユ」役のキャストは、言わずと知れた元AKB48の絶対的エースかつ、現在映画を中心に活躍している元アイドル女優前田敦子

f:id:mg0905:20150509165235j:plain

  イメージ違う!とか、色々と某掲示板やブログに書いている人はいますが、私は最後の最後、どんでん返しまで見終わった後、てゆうか、最後の終わり方を見 て、「ああ、この役。元アイドルだったあっちゃんの起用じゃないと実現しなかったシーンかな。あっちゃんがやったことによってちょっとしたメタファーを感じる。」と勝手に納得しました。

あっちゃん起用ありきの終わり方だったのか、あの終わり方を構想したうえでのキャスティングだったのかはわかりませんが、最後のシーンでのあっちゃんに腑に落ちる感じ。あれは、演技派女優さんや、まだ顔の売れてない新人、若手女優じゃ醸せなかった説得力のあるワンシーンだと思います。

なにより驚いたのは、タバコすぱすぱ吸って、作中ではベッドシーン何回かこなしてるということ。

ああ、女優さんになったんだなあ、っておばちゃんはちょっと感心してしまったよ〜。

 これ以上は言えないので、最後の最後まで見てみてください♡

 

なんて言っていいのか、こちとらトリックを見破る気満々で、どこかにあやしいシーンやきっかけの映像がないかとか、疑心暗鬼になって1時間50分スクリーンとにらめっこしていましたが、ホント、最後の方にならないと、トリックのしっぽがなかなか出てこない。

CGなんてないよ!心霊現象とかもないよ!リアルで起きうる感、ていうか、リアル感恐ろしい仕上がりで、よは満足じゃ!

ていゆーか、木村文乃ちゃんが可愛すぎるよおおお!

f:id:mg0905:20150509172809j:plain

 かしこー