マンガ「一礼して、キス」。大人女子目線からするとヤバいエロい♡
どうも、花粉の舞う季節ですね。春に闘うとかいて「春闘」とかありますけど、あれ、花粉症の人のための言葉のようにさえ思えます。
春闘で賃金UPされて、マンガをもっといっぱい買えるようになりたいなぁ・・・
さて、脳内は年中春であり、そのおかげで昨年はマンガを買いすぎて反省。
しばらくはマンガ買わないようにしよう、っておもってたたたららららーーー!
ココ最近、現実では補給しきれない「きゅん♡」を求めてさまよっていた私ですが、こんなにも高校生の恋愛モノでドキドキさせられたのは、久々です。
いや、むしろ、エロさで言ったら他のお姉さま向けマンガすら軽く凌駕してくる勢い。こんなのでいいのか、ベツコミ、大丈夫なのか、小学館・・・。
(※ベツコミのターゲット層はティーンなる女子高生とかですからね。。。最近の子はこんな感じなのでしょうかぁ・・・?チッ、マセてやがる笑)
この歳にもなってくると、やれ学園祭で彼と過ごしたいだの、体育祭だの、夏祭りだの、好きな子に告白できないだの、目、あっちゃった・・・って男女がキーキーキャーキャーしているだけのストーリーだと、あまりグッと来なくて、やっぱ学生主体の話は刺激が物足りないなー、なんて思っていましたが、この「一礼して、キス」は刺激だらけ。休日の午後、ベッドの上できゅんきゅんしすぎて悶絶です。
さてさて、このマンガの気になっちゃう点をざっとご紹介♪
【良さを語る上で、ちょこっとネタバレがあるのでご注意】
<見どころ>
1.弓道を通して進んでいくストーリー
主人公の杏ちゃんと、彼女のことが好きでたまらない後輩イケメン三神くんがメインキャラ。二人をつなぐ接点は高校の部活である「弓道部」です。
そして、この話はその弓道を軸に進んでいきます。
さて、何がいいかだなんて言わないで下さい。
察しが付くとは思いますが、
そう、「弓道着の道着姿」。。。
はぅあぁぁぁぁーーーー♡♡♡
黒髪イケメンの三神くんの袴姿が、それはもうヤバいです。鼻血出ちゃいそうです。(あ、学ラン姿もめちゃめちゃ好きですよー♡うちの高校は、ブレザーだったから、ちょっとあこがれるって言うか・・・。)
その他にもイケメンキャラがいっぱい出てくるんですけども、彼らももれなく弓道着きてくれるので、その出で立ちに悶絶すること間違いなし。
男子高校生に色気すら感じてしまう、罪なユニフォームだこと・・・。
2.主人公を翻弄する「三神曜太」。彼こそがこの漫画の主人公な気がする。
なんといっても、この漫画の旨みは三神くんに凝縮されていると言っても過言ではありません。きっと主人公の「好き」って気持ちとか、恋愛に悩む様よりも、王子様である三神くんの一挙一動の方が気になってしまうマンガ。私は三神くんがこの漫画の良さであるような気がしています。
まず彼の良さの1つめ。
「幼い恋愛と対照的に、弓道してる姿が大人っぽくてエロい」という点。
オラオラ迫ってくる三神くん、ツンデレな三神くん、17歳で好きな気持ちに幼さが見え隠れする三神くん。
しかし、弓を持って背筋を伸ばして立っている姿とか、凛々しい視線とか、弓道って言う集中を求められる競技に身を置いているシーンのたち振る舞いが、ちょっと大人びてて気持ちがギュッと持ってかれちゃいます。
いいなぁ、見とれちゃうーん(*T_T*)
しかし、ネットでレビュー見てると弓道経験者とかはこの描写に賛否両論のよう。そんなリアルでなくても少女マンガのメインディッシュは「恋愛」なので。あくまで引き立てるシチュエーションとして見る人にとってはあんま気にならないのかもっ。
ていうか、普段は学ラン着た高校生なのに、17歳のはずなのに・・・!
しっとり湿った感じ、エロス・・・。
この漫画を中学生の時読んでたら、間違いなく弓道部のある高校に進学して、弓道やってただろうなぁ・・・笑
そして2つ目は、「病んでるレベルで、主人公のことが好きすぎる」という事。
もう、何といっても三神くんの「好きすぎて死にそう感」、「俺だけ見てよ感」。
盲目な愛情と嫉妬と束縛が前面にどばぁーーーーって溢れまくりで、
もう、どぉぉーーん!
THE 強引、THE 独占欲の塊、THE 生理的欲求丸出し・・・笑
現実世界にいたら、結構危険人物ですねー。例えイケメンだったとしても、ちょっと恐怖を感じるレベルの愛情なのではないでしょうか。
しかし、恋愛マンガは現実ではなく、あくまでリアルじゃなかなか体験しない恋愛を疑似体験しちゃう娯楽。
細胞1ミクロンレベルで愛される、あり得ないあの感じに、「心底愛されてみたい!」願望が少なからずあったりする女子はどっぷりハマっちゃうようで。
いっぱい愛の言葉をぶつけられたい方はぜひ読んでいただきたい・・・笑
さて、そんな重たい男、三神くんの、「あぁ。重たいわぁ・・・」てなるお気に入りシーンはこちら。
一人残った部室で主人公に借りた弓をギュッと抱きかかえて、「すき・・・」ってなってるこのシーン。
なんだ、このリコーダーペロペロ的なシーンは?!な感じもしなくもないですが、袴姿だからキモさはなく、めっちゃ絵になります♡
まぁ、三神くんの偏愛っぷりも冷静になると引いちゃうはずなんですが、初めて付き合う人にやってしまいがちな「ピュアすぎるゆえの重さ」にも見えなくもないなーなんて。
思い起こせば自分にもちょっと身に覚えがあるので、その盲目さ、ちょっとわかっちゃうなぁと。
アラサーが読むとセンチメンタルになっちゃう盲目なキモさが心地よいです。
そしてそして、杏のことが好きすぎて身悶えしまくっている三神くんがやっぱりいいですねぇ♡
気持ちが通じたとわかった時の表情、杏への愛情でいっぱいいっぱいになっている時の表情、いつも好きだけどいつもよりも余裕ない勢いで好き過ぎる時の表情。。。
萌えるよね。
これまた、彼の重すぎる恋心がキモイ、とかレビューなんかに多く書かれていますが、書いてる人、まだ高校生とか若い子なんじゃないかしらー。。。(あと男とか?)
客観的になれる年齢になったら、これがある意味あり得ないからこそ、結構なエンターテイメントなのに・・・笑
そんなんじゃ名作「王家の紋章」なんて読めやしないわよ!!笑
3. 未遂なのにエロい。とにかくエロい。
最後はココですかね、とにかく「エロい」んです。
ティーン向け雑誌での連載の割に、描写も結構ナマナマしくて、エロ妄想が爆発しまくりなのですが、この漫画のすごいところは、読者のエロ妄想スイッチをオンにしておきながら、今のところすべて未遂である点。お預けがお上手。
事あるごとに、三神くんが杏ちゃんを自分のモノにしようと迫るのですが、三神くんが押し倒して手が杏ちゃんの体を這うと思いきや、未遂。がっつり脱がしたと思いきや、未遂。え、そこでやめちゃうの!?てのが今のところ。おねーさんは、正直欲求不満です。。。笑
ここまで来ると、おそらく、最終回に向けて、最後にちゃんと結ばれるって言う展開の伏線のような気がしていますが・・・(´ε`)
てゆうか、三神くんが杏に迫る頻度と言ったら、「昼ドラかよ!」てレベルですね笑
ただ、そんな強引な三神くんに迫られても、抵抗せず、むしろ彼を受け入れ、時には自分から誘ってしまう杏ちゃん(え、初めてだよね?JKだよね・・・??笑)に、ちょっぴり女のリアルを感じちゃったりします。
好きな人だったらそういうことされてもいい、むしろしたい。的な。
ま、とにかくエロ、特に濃厚なキスシーンはヘビロテですので、覚悟して臨まれよw
長くなりましたが、
「弓道袴姿」
「三神くんが重たい」
「エロすぎ」
の三要素が濃縮されて詰まっている
「一礼して、キス」。。。
いよいよ、次のコミックスがどうやら最終巻!
完結までに、二人はちゃーんと体も結ばれてほしい♡
是非これを機に一気に読破してほしい作品です。
かしこ~~~♡(※テンションあがってきた!w)